superjunior(キュミン)

□YourSong
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暑い・・・。
想像以上に暑い・・・。

この暑さでファンの子たちは外で待ってるという行為をしてなかったみたいで、
すんなり外に出ることができた。
半そでに短パンに野球帽をかぶってたら、絶対僕だってバレ・・・ないようで。
誰も近寄ってこない。
すれ違った近所に住んでるおばちゃんに挨拶されたぐらい。

あーこういうのって良いよね。
誰も僕だって知らないですれ違ってさ。

でも、それって良いことなのかな?
僕だって知られないのって・・・そんだけ存在薄いのかな?

なんて考えてたら、コンビニについた。
ふらっと入ったコンビニには誰もいなくって、雑誌を読んだり新しく出たお菓子を見て回る。
でも、ヒョクが言ってたいちごミルク味がなくって、おつかいが出来ない。

ん〜。この近所にアイス売ってるお店って他にあったかな・・・。

まぁ良いや。
ちょっと近所をぶらついてアイス売ってそうなお店に入ってみよう。

棒付きの飴と水を買って外に出た。

やっぱり暑い。
コンビニは涼しかったナ・・・。

こんな中、ヒョクのアイスを探しに出かけてる僕ってなんなんだろ。

ちょっと人通りの多い通りを歩く。
たくさんの車や学生とすれ違うけど、誰も僕だって気付かない。
スーパージュニアがこんな道を一人で歩くなんて誰も想像してないのか、
それとも僕だから気付かないのか・・・。

うん。
ちょっと嫌な思考になってきたから、ちょっと考えるの止めよう。

買った飴をなめながら、一人の時間を満喫する。
こんなんだったら、自転車に乗ってくれば良かったな。
風が吹くととっても気持ちが良い。
最近シンドンとツーリングにも行ってない。
今度の休みに行こうって誘ってみようかな。

ふらふら当てもなく歩いていると、木陰のある公園についた。
ちょっと休んで行かないと熱中症になっちゃう・・・。
買った水はまだ冷たくて飲むと気持ちが良い。

あ〜〜生き返る。

はーっと空を見上げると、入道雲が浮かんでいる。
夏だなぁ・・・。
入道雲を見ると、夏が来たなって思うんだ。

最近疲れてるのかな。
どっか遠くに行きたいって思う。
あの雲に乗ってどこかに行けたら、疲れも飛んでいっちゃうかな。

そして、歌も唄えるようになるかな。
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