小説部屋
□ミッションコード;C
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「何よ、リーベルも男だったらアレの一匹ぐらいすぐ片付けなさいよ!
クリフさんだったらこれぐらいあっと言う間にやっつけてくれるわよ!」
「…は?
お、オイ!マリエッタ…」
クリフはマリエッタの口から出た予想外の言葉に制止をかけようとしたが、時既に遅し。
案の上、次にリーベルが放った言葉は…
「ああ、そうかよ!
だったらクリフさんに退治してもらえばいいだろ!」
…そして今現在。
クリフはリーベルが出ていった後、勢いで余計なことを言ってしまったと何回も謝るマリエッタをなだめ、ブリッジの外へ出した。
その後、ブリッジに一人残されたクリフは二人の持っていた対アレ用の武器を装備し、仕方なく退治に臨むこととなった。
…こうして状況は冒頭に述べた通りになる。
「はぁ…マリエッタももう少しリーベルに素直になりゃあいいのによ。
まぁ、そういう年頃だから仕方ねぇか…」
どうやらクリフは今の自分の発言がオヤジの言うことだということに気付かなったらしい。
「とりあえず、探すか。
ブリッジには隠れるところが山ほどあるから骨だがな…」