小説部屋

□闘うお姫様
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フェイトは私に言った。

「君の為の騎士だったらいつだってなってあげるよ」って。

すごく、嬉しかった…



私はフェイトに言った。

「フェイトが私を見守ってくれるって言うのなら…私はまだ頑張れる」って。

今まで戦ったことなんかない私には、今の戦ってばかりの毎日がすごく辛かった。

だから、フェイトがいてくれれば大丈夫だって、そう思ってた。



けど…

よく考えてみたら、フェイトだってファイトシュミレーターで遊んではいたけれど、本当に戦ったことなんてなかったんだよね。

私はフェイトがいるから戦える。

けれど、フェイトはどうやって戦っているの?

私はフェイトに戦うことを強制させてしまっているの?





もしかしたら私…





フェイトの重荷になってるの…?





だめ…

そんなの嫌!!

強くならなくちゃ…

フェイトが守らなくてもいい位に…



強くならなくちゃ!
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