各夢主説明

□いつか分かり合えるまで
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代永 雪弥 (よなが ゆきみ)

2月28日生まれ。A型。身長164cm。好きなものは動物全般。常人には本来見えないはずの「妖」を見る能力を持っている。以降にある妖怪に語り継がれている、強大な妖力を持っていたと言われる元祓い屋「代永ユキ」の曾孫。
世分高校3年生。
5歳の時に、両親を不慮の事故で亡くし父方の祖父母の家に引き取られたが高校に上がる前に他界した。両親が亡くなって以来「妖」が見れるようになった。曾祖母の遺品である「友人絵巻」を手にして以来、そこに描かれている妖の妖力を妖達に返すため絵巻の封印としてユキに使えていた白蝶と黒蝶と共に過ごしている。
多くの妖を従えることさえ可能にする友人絵巻を持ちながらも、雪弥自身は基本的に友人絵巻を妖力を返す時以外で使うことを良しとしていない。また、ともすれば危険なものであるという責任感以外にも、自分と通じるところがありながらも孤独であった曾祖母の唯一の形見として、友人絵巻を大事にしている。
一人称は「あたし」、「私」。
【外見】
曾祖母ユキとそっくりの美少女。初対面の妖にはよくユキと間違われる。曾祖母のユキ同様、髪色は色素の薄い茶色。他の登場人物からたびたび「男勝り」「頑固娘」などと評されている。「雪弥のコンプレックスは男勝りな性格」とのこと。
服装は普段は学校の制服姿でいることが多い。私服も高校生らしく落ち着いた服を着こなしている。冬にはマフラーを巻いていることも多い。
【能力】
妖力を奪われた妖に対し、ユキの縁者として友人絵巻を用いて妖力を返す。また曾祖母譲りの強大な妖力を持ち、平手一発で妖を退けることと、絵の上手さで妖の妖力を絵巻に封じ込めることもできる。1度みたら、忘れることの無い絶対記憶を持っている。なお、作法さえ整っていれば潜在する力で初めて使う術でも容易に発動させる。
あまりにも普通に妖が見えてしまうため妖と人の区別がつかないことがある、強力な妖力を妖に狙われやすい割に自身の防衛手段が平手のみのため気付かぬうちにとり憑かれたり呪われたり妖力を吸われたりする、などの欠点もある。
【対人関係】
人の死を2度も対面した過去の経験が影響してか、周囲に対して一歩引いて接してしまう傾向があるが、一方で人間のみならず妖にも強く感情移入する一面もある。
ユキが妖と人間嫌いの娘で、妖にも一種乱暴に見える関わり方をしていたのに対し、雪弥は人を嫌ってはいない。また上述の通り感情移入してしまうこともあるため、自分から人が離れていく原因になっている妖のことも嫌い切れない。なお徐々にではあるが、物語が進むごとに妖怪と関わることへの抵抗は薄くなっている。周囲とのあり方についての両者の違いは、ユキをよく知る妖たちからもたびたび指摘されている。
現在の穏やかな生活を守るために、妖を見ることが出来ると言うことは周囲の人には秘密にしており、問い質されても誤魔化している。この秘密を知る主な人物は、友人では夏目貴志、名取周一、田沼要、多軌透のみで、他には的場一門の人間など。これらの人物には同時に白蝶と黒蝶の正体も知られている。
なお、友人絵巻については夏目にしか明かしておらず上述の人物に対して明かさないように注意している。名取にはその秘密を教えるべきかと毎回悩むものの、今のところ明かしていない。一方、的場一門に対しては知られないように特に警戒心を強めている。
【性格】
本来は繊細で心優しい男勝りな性格だが、人の死に敏感に感じてしまうため人との距離を一線をおいてしまう。また、感情を人に表すことを苦手とする。常に自分には否定的で割と頑固。上述のような内向的な性格の反面、いざという時の行動力もかなりある。
幼少の頃から雷が苦手である。

友人絵巻(ゆうじんえまき)
代永ユキが作成した、妖達を統べる契約書の束。ユキが打ち負かした妖の絵が描いてある。
この紙に絵が書かれている妖は、友人絵巻の持ち主に妖力を渡したりしなければならない。また、絵が書かれている紙を燃やされたり破かれたりすると同じ目に遭う。そのため、絵を描かれたものは命を握られたも同じであり、友人絵巻を手にすれば多くの妖力と妖を従えることが出来ることとなる。真に友人絵巻を扱えるのは代永ユキおよびその血族の代永雪弥だけであり、少なくとも「妖力を返す」という行為には本来の持ち主であるユキ(もしくは血族である雪弥)の血と息を必要とし、妖力を返した後はひどく貧血などの疲れを催す。

祓い屋、代永一門
100年以上前からある名家の祓い屋。だが、ユキの代で祓い屋を辞めている。そのあとは的場一門が祓い屋を束ねている。
結界術や治癒術に大変強い。

白蝶(びゃっき)黒蝶(くろき)
代々代永に使えていた妖。
本来の姿は、白蝶は女で黒蝶は男の人間の姿になる。雪弥のそばにいる時は蝶になる。

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