タイヤの中に隠したポエムの紙切れ達
□月
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月の光は何故明るいの?
月光のきらめきは果てしない終わりのない唄のよう
最果ての島の星の老人は月の光を浴びて
どこまでも
どこまでも
飛んで行く
漆黒の闇の中を
自らが星のように輝きスピードがまし流れ星になっていく
老人は光の種をまく
光の種は光の精になり、また星の種をまく
星くずが精一杯光輝いて
ひとつ一つが美しい個性を放っている
私はちっぽけな弱々しい生まれたての星かも知れない
でもこの大きなダンスフロアで光輝きたいの
私はここよ
私を見て
賢明に踊りこのスターダストダンスホールで一番輝く一番星になりたい
そしてあのチャンドラマハルの
月の宮殿の
王子様と一緒に光っていたい