黒子のバスケ-短編-
□CM見てたら思い出しました-紫原と黒子-
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帝光学園中等部体育館では、バスケ部が休憩に入っていた。
「なんか黒子っち、今日はやけに紫原っち見てるっスよね?」
黄瀬が緑間を見れば「気になるなら自分で聞きに行くのだよ、黄瀬」とつれない返事が返ってきた。
「それだけ黒子っちガン見しといて、よく言えるっスね緑間っち!」
「う、うるさいのだよっ黄瀬っ(怒)」
練習中も、休憩中の今も黒子は紫原をじーっ…と見詰めていた]球]Φ_Φ)
すると、黒子はすすーっと紫原に近付いて行き声をかけた。
「紫原君」
「黒ちん?どうしたのー」
♪あったまばっかりでも〜
♪かっらだばっかりでも〜
♪ダメよね?“ぷちだのん”
「・・・・・・黒ちん?」
(黒子っち?!)
(黒子っ?)
「お菓子の古いCMだそうです。聞いたら君の事を思い出したので、歌ってみました」
では失礼します、とペコリ頭を下げ黒子はその場を離れた。
「黒ちん?…“ぷちだのん”ないのー?(´ロ`)」
「紫原、気になるのはそこなのか?」
「歌ってる黒子っち可愛い〜そう思わないっスか、緑間っち!俺の目の前で歌ってくれないっスかね。あぁムービー撮りたかったっスよーっ!!」
(敦の中身が無いと言いたいのか、見たままの感想を述べただけのか…まぁ深い意味は無いんだろうがね)
一連の流れを見ていた赤司は、黒子の消えた体育館入り口を見ながら深い溜め息を吐いたのであった。
-END-
ずいぶん昔のCMですが、知ってる人いるかな(((・・;)