short story
□熱発
1ページ/1ページ
熱が高い時に側に居てくれたら安心するね
額の濡れタオルも替えてくれると嬉しいし、気 持ち良い
「アホは風邪引かへんって言うけど、引くこと もあるんやヾ(≧∇≦)」
って憎まれ口叩くけど、額にかかる髪の毛を除 けてくれる
ベッドに腰掛けて本を読みながら私の様子を看 てくれる
飲物が欲しいとお願いすると、イオン飲料を持 ってきてくれる
「そのままでええで」
口移しで飲ませてくれる
3回目に飲ませてくれたとき、いつもより冷た い舌が私の口腔内に侵入する
冷たい手が頬を滑り落ち、首から胸へと進んで いく
ただでさえ熱で身も心もボーッとしているのに 、そんなことをされるとますます理性的でなく なる
風邪が移るから...とやんわり拒否しているのに 、口唇も手も動きは止まらず
熱で思うように動けない私の乳首や蕾を思いの ままに弄ぶ
身体の芯はもっと熱く、虚ろな意識はもっと白 く...
熱にうなされ続ける私。。。