short story

□甘噛み
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いつもの様に仕事帰りに立ち寄った彼女のマンション

遅くまで仕事をしている私のために、夕食を作って待っていてくれる

見た目は女子平均より背の高いボーイッシュな爽やかさん

取引先のうちの会社では、その格好良い容姿と物腰柔らかい応対で、女子社員から人気がある

男っぽい? いや、気遣いは並みの女性以上

そんな彼女が私の彼女

彼女の仕事の担当者は私の課の娘

狙っているのも知っている

でも素知らぬ振りして仕事に集中する

彼女と食事を戴き、片付けるのは私

洗い物をしている後ろから抱きしめてくる

まだ?

そう言って私の耳に噛み付いてくる

彼女の右手は私の胸へと伸び、左手は下腹部へと伸ばされる

両手で私の身体をまさぐっている間も耳は噛まれたり舌で撫でたりし続ける

心地良い痛みに酔わされる私

こうして彼女に堕ちていく私

長い夜の始まり。。。

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