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□pain,
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此処からでは見得無い、見得る筈も無い。


幾つ夜を越えても、もう君には会え無い。



嗚呼判っていても。










─────────pain,────────










ねぇ、どうして。

どうして返事をしない?


ねぇ、どうして。

どうして此方を見ない?


ねぇ、どうして。

どうして君の瞳が無い?





自身の問いに答える筈の無い相手は唯空虚な瞳で私を見るだけ。





嗚呼、どうして。

君は私を護ってくれたというのに。


私は、未だ君にしてやりたかった事が沢山あったのに。





頬を流れる涙は私の物なのか君の物なのか。






此処からでは見得無い、見得る筈も無い。
幾つ夜を越えても、もう君には会え無い。

ねぇ、君は其の雲の向こう側でどんな歌を歌う?


其を君に聞く事も叶わ無いけれど。


嗚呼、もう君は此処には居無いんだね。
本当に居無いんだね。



歩む道が違ってしまって。
二度と笑い合う事は無いけれど。
君の歌に答える様私も口ずさむ。




「…Now you're gone,You left your song.What can I do with this pain?」




私も全てを終えたら、土産を持って其の雲の向こう側に。


だから、其迄は。







「……I hope you're smiling down…」





fin.→
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