タイトル
□痕跡
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君は俺のもの。
其位判るだろう?
「見えない所に付けてくれないか」
其じゃ意味無いよ。
「噛むのは痕が痛々しいから駄目だぞ」
甘噛みのつもりなんだけどな、此でも。
「仕事場の者に見られたら困るよ」
俺は寧ろ見て貰いたいんだけどね?
「…恥ずかしいだろう」
あ、其の照れた顔は見られたくないな。
君は俺のものなんだよ。
それ判ってるの?
「…また目立つ所に付けたな、態と」
そんな咎める様な目で見ないでよ。
此位可愛い我儘じゃないか。
「目立たない所にと言っているのに…」
だから其じゃ意味無いでしょ?
だって、見えてなくちゃ
「痕付けた意味無くなっちゃうよ」
俺のだって痕跡が見えて無いと君を守れない。
fin.
....衝動で小説を書いたらこうなりますよ皆様。
ナチュラル束縛素敵。