ハイキュー!!

□ハイキュー!!2章
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「烏野バレー部として


よろしく!!」



「「…おす!!!」」


今だ!


言うタイミングは今だ!


たぶん、このタイミングを逃せばもっと気まずくなってしまう



『…あっ、あの!!』


「ん〜?どうした望月。」


みんなが一斉にこちらを向いた


『あの、入部の…こと…なんですけど…』



「え…。望月、入部しないの…?」


菅原さんが驚いたようにそう言うと澤村さんが私の方に飛んできて肩をかなりの勢いで掴まれた


「まっ、まて!確かに望月は見学してからだって言ってて、まだその返事は聞いてないけど…!落ち着け!」


いや、まずアンタが落ち着け?

あと全力で揺らすのやめようか?


「えー!望月入部しないなら、誰にレシーブ教わればいいんだよー!」


横から日向の声が聞こえた


「そっ、そうだよ!望月、影山のサーブ取ってたし!」


山口も少し慌てた様子だ


「……。」


相変わらず月島は何考えてるか分からないけど



「澤村さん。」


「なんだ、縁下」


良かった、ありがとう縁下さん。
おかげで揺さぶりが止まったよ。


「今、こういうこと言うのはちょっと卑怯ですけど、月島や二人の才能に隠れていましたが望月がブロックの時は、全てドシャットかワンタッチで月島チームに点が入っています」



本当に卑怯だよ、縁下さん!!
私がもし仮に男でね、入部拒否しようとしてたらね、それはもう…


「…望月!頼む!入部して俺たちと戦ってくれないか!?」



そう言うしかないよね、うん。

――でも…



『…もう、本気でバレーはしないって決めたんで。』




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