ハイキュー!!

□ハイキュー!!4章
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音駒との一戦も終わり(私は見てないけど…)


IHが直前に迫ったある日の放課後の第2体育館



「ブロックフォローちゃんと入れ!!見てんじゃねーぞ!」



ある男性の怒号が体育館に響き渡る



私が事件に巻き込まれたり、入院している間に、烏野にコーチがついてくれていたようだ


烏養繋心さん。
かつて強かった頃の烏野の監督をしていた烏養さんのお孫さんらしく、このバレーボール部のOBさんだ


当初コーチになる期間は音駒戦までとの話だったが、あの音駒戦で最後に相手の監督にバカにされて無期限でコーチを続けてくれることになったそうだ



「ナイス日向!!」

「カバー!!」

「前!前!!」

「集中しろ!!!」



烏野に部員が全員揃い、先日の音駒戦もあって全員の士気が確実に上がっていた


もう一度、音駒と…!


みんながその思いを胸にしてる今はIH予選の約1ヶ月前


あの音駒にリベンジがしたければ宮城で勝ち進んで、全国への切符を掴まなくてはいけない


ただ、宮城は地区予選がないのですぐに県予選になる



しかも全国大会へ進めるのは県内にある約60チームの中で1チームのみ



つまり、一度負けてしまえばそこで終わりなのだ



それがわかっているからこそ、全員今までにも増して練習を頑張っている



なら私はマネージャーとして出来ることを全力でやるまでだ



バレーボール経験者としてアドバイスをしたり、レシーブの仕方を教えたり


なぜかコーチに"お手本を見せてやれ!"と無茶ぶりされたり…



とにかく、全員が同じ所に向かって走り出していた




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