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□ご馳走様
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日向が烙印から手を離すと、不思議と痛みと発作が消えていた

「え?なにこれ・・・発作がとまってる」

「ちょっと君の烙印に細工させてもらったんだ。発作がきても痛みが来ないように」

「そうなんだ。ありがと」

笑って私はお礼を言う

「何かお礼をしなくちゃね。何がいいかしら?」

借りは作りたくないし、さっさとお礼をしたい

「お礼?それじゃあさ、今回はコレでいいや」

「え、なに?」

日向は私の顎を手で持ち上げて、私にキスをした。唇を離すと日向はニヤニヤと笑いながら

「ご馳走様。遺産探し頑張ってね、それじゃあね」

札を使って何処かに行った。
私はというと、赤面しながら

「馬鹿・・・惚れちゃいそうじゃない」

独り言を言っていた
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