好きと言えたら
□好きな人…
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次の日…
ウララ「昨日は結局あんまり眠れなかった…なんだかまだ胸がドキドキいってる…/触れられた所が熱い…/」
そんな火照る身体を引きずるようにウララは教室へ入る
ウララ「おはよー」
ユリ「ウララはやっ!」
マイ「本当だぁ〜今日はホームルームまで15分も余裕ある…!!」
ウララ「もぅ…来て早々それは酷くない?」
マイ「ハハ!ごめん!」
するとマイはウララの顔をまぢまぢと覗き込むなり驚いた様子で話す
マイ「ちょっと!ウララちゃん!どーしたの?!その目!!なんか赤く腫れてるしクマも酷いよ!!」
ユリ「うわ!本当!悲惨!」
二人の言葉にウララは気にした様に前髪で顔を隠し話す
ウララ「え‥やっぱり目立つかな‥?!昨日一応氷で冷やしたんだけどな…」
そんな意味深なウララの言葉に二人は心配そうに問いかけた
マイ「もしや‥昨日夜な夜な一人枕を濡らしたとかっ?!」
ユリ「何?もしかして昨日の事気にしちゃった?それともなんかあった?」
ウララ「え‥?!な‥!なんか‥?!」
理由を尋ねられたウララはつい昨日高尾に抱き締められた自分を思い出すとウララの顔はまるでのぼせる様に火照りだす
ウララ「…//」
突然顔を赤らめだしたウララの様子を見た二人は不思議そうに問いかけた
ユリ「ちょっと何一人で赤くなってんの」
マイ「あ!!分かった!!もしかして誰かに失恋しっちゃったとか?!」
二人に問い詰められたウララはあまりの恥ずかしさからつい嘘の言い訳をする
ウララ「あ‥!ちょ‥!ちょっと昨日の夜すっごい泣けるアニメをみてそ
!そ…!それで!感動のあまり大号泣しちゃってね?きっとだからこんなに腫れちゃったんだよぉ〜!ハハ〜!参ったな〜!」
明らかに弁解じみたウララの話に疑いをかけるユリだがマイは何の躊躇いもなくその言葉を鵜呑みにする
ユリ「ふーん」
マイ「なんだ〜…恋話じゃないのかぁ〜つまんな〜い!」
ウララ「ハハハ…ざっ!残念だったね?」