The☆Trip

□兵長たちがいる世界
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ブラックホールのような暗い闇のような穴に落ちていくとき地獄のようだと思った。













もし、ここが地獄であれば苦しい気持ちでいなくてすむのかなと思った。


隣で同じように叫びながら落ちている香織を見ていてほんとに死ぬのかなとも思った。


こんな暗くて何もない場所はうちにとってとても居心地のいい場所に思えた。









「でも……リヴァイへいちょっ……っ、だけには会っておきったいっ……」



香「ギャアアアアアアー!!!!!!」



「………うるさいわ!」









ここがどんなに暗くても地獄だろうが騒音だけは大嫌いだ。


特に人の叫び声はものすごく嫌いだ。


滅多に怒らないうちでもこういうときはさすがに怒る。







香「ごめんんんんん!あああああー!あれええええ、見てええええええ!」



「だから、うるさいんだって………って、すごく眩しっ!」



香「光いいい?!眩しっ……」



「っ!……いったっ……っ」








いきなり目の前が眩しくなるほど光ったので目を瞑った。


意空間に飛び込んだときの眩しさだった。


そして、すぐに鈍い声を出してしまった。


いきなり顔面を叩きつかれたような感じがしたからだ。








「いったー……いきなり、何っ……」



?「ん……誰だ……」



「えっ……あっ、あああああああ!」









そう、すぐ近くから愛しいあの人の声が聞こえた。


そして、その声をたどるように倒れたまま上を向くと真顔でいるリヴァイ兵長がいた。


うちは、好きでしかたなくてなのかそれとも、近くにいて興奮してなのか大きな声を出してしまった。


リヴァイ兵長は耳を押さえながら顔を歪ませてこちらを見てきた。







リ「うるせえぞ……死にてえのか……」



「!死にたくありません!リヴァイ兵長がいるってことは……進撃の巨人の世界にやっとこれたってこと……?」



リ「てめえ、何言ってんだ……なんで、俺の名前を知ってる……」






うちは気づいたときには首に剣を突きつけられていた。


うちはかっこよすぎてなのかうっとりと見つめてしまった。








リ「聞いてんのk 香織「へいちょー!巨人があああああ!」



「だからうるさいって……!」



リ「ちっ……後で話は聞かせてもらうぞ……」








うちの目の前に口を大きく開けてる。


うちはすかさずその場から離れた。


それも確実に殺されないような場所に隔離した。








リ「多すぎだな………」



エ「?!っ………」



リ「あのクソガキが………」








助けに行こうとしたのか巨人をすぐさま倒しエレンの方に向かおうとした。


だが、すぐさまうちは腕を掴んだ。









「大丈夫です……彼女がいるから……」



リ「どういうことだ………」



香「あっぶなー……よいっしょ!」










うちの考えていた通り、近くにいた香織がエレンを引っ張るように助けたのだ。


それを見たリヴァイ兵長は静かにこちらを見てきた。








リ「やはり、あとで説明してもらうぞ……」



「分かりました……ですが、巨人を倒さないと……」



リ「あたり前だ………すぐに殺る……」










そしてそのままリヴァイ兵長は近くにいた巨人を倒していった。


うちは出来るだけ早く倒せるように援護をしようと襲われないとこで香織に指示をだしていった。









「香織……聞こえる?」



香「ああ……聞こえんよ……」



「近くにいる巨人から3メートル下がって……」









うちは、的確に指示を出して行った。


エレンは危機一髪で助けられたのか呆然としていた。










「香織!後ろに下がったらエレンを庇うように巨人を倒して!」



香「!分かった……エレン、あんたはこっちね……」



エ「!あっああ………」









香織はエレンを庇うように近くにあった剣で巨人の腕を切り落とした。


うちは、これほどまでのちからがあることにびっくりした。


いつもの香織じゃ考えられないことだった。










「これが………能力……」



香「すげー……これが神からもらった能力……」



「!……香織!油断しちゃダメだ……ここからはもう……動けないはずだ……そのままうつ伏せ状態の巨人の頭に乗って首の後ろを削ぎとれ……」









香織も今の状況に気づいたのか真剣な顔で巨人の頭に乗っかって行った。


そして、そのまま片手で首の後ろを削ぎとり巨人を倒していった。


普通は、立体機動をつけて戦うが何もなしで、傷一つなしで倒すのは至難の業だと思う。


なのに、香織はそれをつけないで倒したからだ。











「終わった……今のところは……」



リ「おい……話を聞かせろ……」



ハ「それはここを離れてからの方がいいんじゃなーい?」






〜執筆中

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