The☆Trip

□巨人たちの世界
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香「んっ、ここは………いったぁ……」


有「んっ……どこだここ?」


香「多分、エレンたちがいる場所じゃないかな?」


有「てか、誰ですか……」



いきなり姿も形も変わった香織を見て目を見開いた。

だが、有実は異変に気づいた。

頭上がいきなり暗くなったのだ。

暗くなったのに気づいて上を見上げると大きな巨人の口があり食べられそうになった。

だが、食べらそうになるが有実がそっと香織の肩に乗っかりながらその場を離れたので殺されずに済んだのだ。



香「うわおっ!これは凄いねー……これが能力かー……面白いわ」


有「てか、ほんとに巨人の近くに落としたねあのガキ……」


香「あー……、でも……エレンたち見えるとこだし仕方ないんじゃない?」


有「こっからじゃ、リヴァイ兵長が見えない……あとさ、振り落とさないでよ?」


香「いいけどさー……しっかり捕まんないと落ちるよ?」


有「落としたら殺す……てか、敵が2体来るよ」



巨人から離れたと思い安心していたので面白がっていた香織は飛び跳ねた。

だがしかし、有実の指示によりすぐその場を離れた。

巨人が2体もいるので有実と香織で一体ずつ倒していくことになった。



有「香織!その口を大きく開けてる奴は頼んだ……僕はもう一体を殺る」


香「!いいねー……さらに面白くなってきたじゃん?」



屋根の上で2人は1体ずつ相手をするように身構えた。

それを、リヴァイ班が見ていいるとも知らずに計画を練っていた。



香「結構しぶといなー!まあ、そのほうが面白いんだけどねー……」


有「香織、近くに剣か何か落ちてない?」


香「?死体のが3本そばに落ちてるけど?」


有「それを取って2本は僕に渡して
くれないかな……」


香「ほーらよっと……じゃあ、お互い死なないようにしないとね……アルファンのためにもさ……」


有「そうだね……1体は頼んだ……」


香「ほーい!任せてよ……面白いね……やっぱり!」



香織はすぐ肩の上に乗り耳や肩などを何度も切り裂いていった。

有実は計算しながら、口に出し正確に確実に狙っていった。




香「ははっ!もっと楽しもうよ!……やっぱり、面白いねー……」


有「角度は……45度で……そのまま巨人の腕に乗って……10秒で首まで行く……」


香「あれ……?死なないなー……じゃあ、これでどうだ!」


有「そしてこのまま首の付け根を削ぎとる!」


香「せいやっ!………うおっ!」



いきなり倒れてきた2体の巨人が同時に頭をぶつけ倒れた。


それを遠くから見ていたリヴァイ兵長やエレンたちは固まりながら見ていた。


だが、調査兵団の方にも巨人が大勢いて対処しきれていないのだ。


有「!危ないっ……リヴァイ兵長が!」


香「その他の人たちの方がやばくない……?行く?」


有「!そっそんなの無理だよ……///」


香「なら、うちだけ行くよー……?あそこにはかなりの巨人がいるし……面白いよ……」


有「ちょっと待ってよ!香織だけずるい……」


香織は何もない状態で屋根を飛び回りエレンたちのいるところに向かった。

一方、有実も慎重に巨人に食べられないように気を張りながらリヴァイ兵長の元に向かった。
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