The☆Trip
□神様だと?!
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香「話を………?」
ア『そうなんだ……でも、ホントは神の力で人物を作り出すことが決まりなんだけどね?この頃疲れちゃって……』
有「それで、人間の世界でつまらそうにしてるうちらを見て連れてきたってこと?」
ア『そう!それに君たちは進撃の巨人が好きだと知ってたからちょうどいいと思ってね……』
香「なるほどー……」
ア『で、どうかな?君たちにあの世界の話を作っていってほしいんだ……』
有「いいけど、そこにリヴァイ兵長はいる?」
ア『もちろんだよ!進撃の巨人に出てくる人たちはほぼ出てくるよ!』
香「いいじゃん!面白そー!行きたい!」
香「うん、リヴァイ兵長に会えるなら……うちも行く!」
頷きながらも2人は進撃の世界に行くことを決意した。
それを見かねて自称神様は腕組をしながら話を進めた。
ア『よし!決まりだね!行ってくれる2人にはなんでも与えるよ!なんでもって言っても容姿、能力、性格だけだけどねー』
香『能力?能力って何?』
ア『進撃の世界ではかなり鋭い能力が必要とされるんだよ……、それで君たちには……』
有「人よりも優れた能力……その世界で生きていくための能力をくれるんだね?」
ア『そうだけど……僕のセリフ取らないで!』
香「仕方ないよー、見た目ガキだもん!」
ア『ガキガキ言わない!連れてかないよ!』
有「ここにうちら呼んだのあんたじゃん」
ア『うっ……そうだけど、とにかくガキ禁止!僕はあr 「「アルファンでしょ?知ってる」」だから……僕のセリフ取るな!』
「「はいはい……で?」」
時々心に突き刺さるようなことを言う香織に対してそれに乗っかるように付け加えるように有実の2人は神様をからかい遊んでいた。
神様は何も言えないのか黙ってしまうがだいぶ経ってからゆっくりと話しを再開した。
ア『その能力と容姿……、容姿は分かるよね?』
香「えっとー?多分だけど、今の顔と違う顔に変われるってこと?」
ア『簡単に言えばそうだね……頭ん中で好きな格好や姿を想像してみて?』
有「………想像したけど、これがどうなるの?」
ア『あっちの世界に行ったらその格好になってるんだよ!』
香「意外とすごいんだね、アルファンって……」
ア『当たり前だよ!僕は神様だもん!』
「「…………」」
2人は黙り込んでしまった。
こいつにはついていくのは難しいと思ったのだ。
2人は、冷めた目で神様を見つめた。
しかし、神様はそれに気づかないまま話を続けた。
ア『それで、最後は性格だよ……これも、さっきと同じように変えることができるんだ』
香「へー……やっぱり便利だよねー……どっかにネジついてるとか!」
有「あー………ありえるわ」
ア『ありえないから!僕は神様だよ?!そんなネジ回せたら能力もあげれないよ!』
「「………それもそうか」」
一応納得したのか声を揃えながら言う。
神様はそんな2人に疲れた状態だった。
しかし、ゆっくりと立ち直り話を続けた。