愛した貴方の夢

□Fairy story Sleeping Beauty
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ある日、お城ではそれはそれは
可愛い女の子が産まれました。
国王夫妻は長年子供が産まれなかった。
なので、二人は大喜びしました。

そして、王女の誕生を記念して、

12人の魔女達が城に訪れ、祝福しました。
しかし、魔女はもう一人いました。魔女の名前はリヴァイ。

とても、傲慢でが強く恐ろしい魔女だけが、よばれませんでした。

「クソっ!王女の誕生祭に俺を呼ばないとは…胸糞わりぃ…」

リヴァイはお城に向かいした。

その頃、お城では
11人目の魔女、ハンジが巨人の人形のプレゼントし、赤ちゃんの##nane1##が泣き大変でした。しかし、それを渡した直後

「王女・##nane1##に俺から素敵な呪いのプレゼントをしてやろう。

"王女は紡ぎ車の錘に刺さって死ぬだろう"


…いくらか、気が晴れた。帰る。
せいぜい気をつけるんだな。」

しかし、12人目の魔女馬面ナイルが
馬面ではない!と突っ込んでから

「そうはさせない!

"王女は紡ぎ車の錘に刺されても100年の間眠るだけ"

どうだ?リヴァイ…」

「チッ!」

リヴァイは仕方なく帰ったがそれでは、面白くないので、王女が大きくなるまで大人しく時が来るまで待つ事にした。

それを聞いた国王エレンが
国中の紡ぎ車を燃やすように命令しました。目をギラギラと光らせ瞳孔も見開いた状態で。

「…一匹残らず…駆逐(紡ぎ車を)してやる‼」
「エレン…ちょっとそれはおかしいかな…」
魔女のアルミンがすかさずつっこんだ。


月日は流れ、王女・##nane1##はスクスクと育ち、美しい娘へと成長していった。
そして、##nane1##が18歳になった時であった。

西の塔の最上階に一人老婆が紡ぎ車を紡いでいた。
「お婆さん?ここでなにをなさっているの?」
「これはこれは…##nane1##様。
糸を紡いで服の材料にと…」
「まぁ、面白そうね!私にもやらせてくれませんか?」

「あぁ。どうぞ」

そう言って老婆は紡ぎ車を##nane1##に渡したのだ。
##nane1##は小さい頃から紡ぎ車に触ってはいけないよと、母のミカサ女王に言われていたのだ。

(ちょっとだけなら大丈夫よね?)

##nane1##は初めて触れた紡ぎ車が楽しくて仕方ありません。
途中、錘が気になり触ってしまいました。その瞬間、急激に眠くなり瞼を閉じる一瞬、老婆がニヤリと妖しく笑いました。

「くくっ…まさかこんなにも上手くいくとはな…愉快だ。さて、次の100年後まで眠れ。
王女・##nane1##よ…」


##nane1##が眠りについた瞬間
呪いが城を呑み込みました。
無数の茨が城を包み込み、そして、城の住民達も眠りについてしまいました。

その間、誰一人城に侵入した者は皆茨を巻きつけた巨人に喰われ命を落とし、近づく者はそう、いませんでした。そして、リヴァイが扮する巨人が城に寄せ付けなかったのです。


あれから
100年が経ちました。
いざ、決戦の時。

##nane1##を助ける為に
魔女ミケが隣の国の王子(?)の元に訪れました。

「エルヴィン・スミス王…子…ふっ。」
「今鼻で笑ったよな?」
「で、だな…」
見事にスルーする。
魔女ミケは鼻をすんすん鳴らしながら、要件を作る言った。

「隣の国の話は知っているな?今日で100年目だ。王女・##nane1##が目を覚ます日だ。
しかし、覚まさせるには愛する者のキスで目が覚めるんだ。
姫はとても、美しく優しくて可愛いらしい方だ。エルヴィンの
結婚相手にぴったりだ。
どうだ?」

エルヴィンには、結婚相手がいなかった。三十路を越えたのにまだ独身貴族。そして選んだ理由としては、可愛そすぎるな…ぷっと思ったハンジが推薦したのだ。


ミケはエルヴィンを有無を言わせずに城に向かった。
「私の人権は?」とか、言っていたがやはりスルーした。


「…ゴホン!まぁいいだろう。しかし、あそこにはどうやって行けばいい。」
「心配するな、この剣を使えば茨も馬鹿リヴァイも切れる。
弱点はうなじだ。」
「え?うなじ⁇茨も、うなじなの⁇え、えどこ狙えば…」

「つべこべ言わずにささっといけ!」

ミケはエルヴィンの袖を掴み城に放り投げた。

「来たか…だがなここは何人たり…」

ぶしゅっ!一発で仕留めたエルヴィン。
空気読めよと言いながら倒れたリヴァイ。

周りには巨人が身体中に茨を巻きつけて悶えていた。

ささっと終わらせよう。

エルヴィンは城の中の王女の元に向かった。

大きな扉を開くと、天蓋に守られたベッドを見つけ、歩み寄る。

そこにいたのは、
白い肌、長い睫毛、可愛いらしい小さな唇、美しいブロンドの髪…
見惚れたエルヴィンは
静かに、##nane1##の唇にキスを落とした。

その瞬間、色褪せた城が輝きを放ち、呪いが解けていったのだ。

「ん…ふぁ…ここは…?」
目を覚ました##nane1##は身体を起こし目の前にいる人間を見た。

とても、凛々しい顔つき、綺麗なスカイブルーの瞳をした
エルヴィンに一目惚れをしたのだ。紅くなる顔を抑えながら
下を向いた。

エルヴィンも、そんな初々しい彼女が愛しくてたまらなかった。

そして、いきなり

「##nane1##姫、私と結婚してくれませんか?私は初めて貴女を見た時、一目惚れをしました。返事は後でも結構です。貴女が嫌でなければ…」
「いいえ!私、貴方と結婚します‼私も一目惚れ…して…」

一目惚れした、二人はその日のうちに式を挙げた。そして、呪いによって眠りについていた両親と、召使い達も目を覚め、一緒に結婚を祝福しました。

二人はいつまでも、幸せに過ごしましたとさ♪


*END*




リクエストありがとうございました*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
読んだ貴女も気軽にリクエストください(ヽ'ω`)

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