禁断の果実を貪る者

□私の見る世界と貴方の見る世界
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朝、目が覚めた。
ベッドが異様にフカフカしているような…
着替える為に、クローゼットに行きYシャツを…Yシャツ?

ブラウスだよね?私が着るのは…
手をみた。ゴツゴツとした大きくて綺麗な指。がっしりした腕に…

「胸…がない。てか、筋肉が…」

髪を触ると刈り上げてある。
鏡に向かい見た。

「エルヴィン…だんっ…ちょ?」


朝いつも通りに目が覚めた筈だ。
なのに身体がおかしい。
小さくて華奢な身体、可愛らしい指先。

むにっ

胸がある…髪も、刈り上げじゃない。耳脇サイドから長く垂れる髪。

「な…?!」
バァァァァン‼

「エルヴィンっさん‼あの…

「神楽?!いや…か…?」


そう、二人は大まかに言うと

「入れ替わってるね。精神が。」
呑気にコーヒーを飲むハンジに
リヴァイが鉄拳をいれる。
朝っぱらから叩き起こされたハンジにリヴァイにミケ。
一通りの事情を聞き、辿り着いた結論だった。

「てか、どうするんだ?これじゃあ仕事に支障がでる。」
「そこはなんとかなるさ。その前になんとかして、元に戻る方法を…」

スンスン…
「エルヴィンなのに神楽の甘い香りがする…」
「ミケさん。くすぐったいです…」

エルヴィンの顔で赤く恥ずかしがる神楽。それを見たハンジが爆笑する、
「…それに、調子が狂うものでね。ハンジ。なんとか原因を探してくれ。」
「了解www。」
「リヴァイは普通通りにやってくれ。」
「分かった。」
「ミケは…あまり匂いを嗅ぐな。」
「努力はしよう。」
「神楽は元に戻るまで、私の側を離れないように。」

エルヴィン団長は凄いな…こんな状況でも、冷静に命令が出せるんだから…
「さぁ、業務を始めるぞ。」


それからは、団長室でいつも通りに業務に励んだ。

業務が終わりなんとか一日を終えた。
しかし、問題が発生した。


「団長…私、お風呂に入りたいです…」

いきなり、風呂に入りたいと言い出した。
「我慢出来ないか?」
「私が嫌なんです…」
やはり入れ替わっていても、お風呂には入りたいらしい。恋人である二人はよく、一緒に風呂に入る。しかし、今回は躊躇ってしまう。自分の身体ではないのだから。すると、エルヴィンは

「神楽、今はふたりしかいないのだから呼び捨てで呼びなさい。」
「…エルヴィンさん。よろしいですか?」
「ん〜。なら…」


ニヤリと笑った気がした。

脱衣所でら服を脱ぐ。私は目を瞑り、エルヴィンさんに脱がして貰う。

あー…恥ずかしい….
今度は私が脱がせる。
「なんだか、恥ずかしいね。」

一通りタオルを巻いてお風呂に入る。
身体を洗うのに抵抗していた。
すると、エルヴィンさんは
「私が洗ってあげよう。」

そう言うと、彼はいきなりしゃがみフェラをしてきた。

ぬちゅぐちゅくちゅじゅぽっ

「ふっう!あっや…ぁあ‼」
「いつも、ヤってもらっているお礼だよ。自分の身体にするのはなんとも言えないが。」

例え、男性の身体としても感じるものは感じる。


嫌いや!言う神楽。
それでもやめないエルヴィンは
更に尖端を攻めまくる。
思いっきり吸い上げ、動きを早くする。

「あぁぁぁあやっ…やめ…‼‼‼」

ぐちゅぷちゅぬちゃ
ビクビクっ!

「ふっあっっっ‼あぁぁぁあん…‼」

ビクビクと出てくる大量の白濁液。
「どうだったかな?神楽。気持ちよかったかな?」

「はぃ…」
うぅ…最高に恥ずかしいよ…

「神楽…」
エルヴィンさんに床に押し倒され、跨られる。しかしチラ見で見るとエルヴィンの身体のそれはなんとも言えないくらいデカイ。
それに、私の身体って結構筋肉質だなーとか、呑気に考えていると、尖端に何か熱いモノを感じた。

「え?ちょっ!エルヴィンっ…あっ?!」

エルヴィンは妖艶な笑みを浮かべて子宮口をソレに自ら挿入した。

お互いにキツく感じながら、腰をどんどん降ろして行く。

「ははっ凄いな…神楽はいつも、こんな風に感じてたのか」
「あ…やめ…!なんかっおかしくなぁっ‼るぅ〜…」
「心配しなくても、私が動くからちゃんと、感じろ?」

ズブっぷちゅぐちゅっぐちゅ
ズブズブっぴちゃぴちゃ‼

「ふっあぁぁあぁあ‼やぁっめっ…あぁぁん、んっあ!あっあっ‼」

「神楽….んっはぁ、気持ちいいな…くっ…」
快感に顔をしかめるエルヴィン。
例え身体が入れ替わろうと感度は変わらない神楽が可愛いくて、唇にキスをおとした。


…あれ…?
目の前にいるのは床に寝そべるエルヴィンに
騎乗位をしている自分がいた。

「戻ってる…」
「そうだな…戻ったな…良かったよ。このまま戻れなくなるかもしれないと思ってしまったよ。」

エルヴィンは優しい笑みを浮かべて神楽の頭を胸に押さえつけ、激しく腰を振る。

パンパンっぐちゅぐちゅッッッ
ヌチュぷちゅピチュッ

淫らな水音と肌がぶつかる音が浴室内に響く。

「んぁっあっ、はぁん!やぁあっあっぁ‼えるっゔぃんッッッぁぁあぁあんんん」
神楽は喘ぎながら愛しい彼の名前を呼ぶ。

「やはり、こうしてっ、ん…神楽とヤルのは最高だな…」

「あっあん、もうっあ!イッちゃぁうぅぅぅ‼あぁっ‼」
「神楽…出すぞっ…くっ…‼」






白濁の真っ白な湯船に二人は浸かり、神楽はエルヴィンに身体を預けていた。赤く紅潮した頬に優しいキスをおとした。
まだ、息切れしている彼女。

「今日はいつもに増して凄かったな…」
「エルヴィンさんが激しくヤるから…」
「まぁでも、満更でもないだろ?
という事で、風呂上り、もう一発…」

「遠慮しときます。」

即答で答えた神楽に思わず苦笑してしまった。今回はそれなりにいい経験が出来たなと、

心の奥底で思っているエルヴィンだった。

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