【R18】35歳から始める勇者パーティ

□魔女の森
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街についた初日、体調を崩したフィファだったが、3日したらもうけろっと元気になっていた。

それから3日。俺たちは今、魔女から授けられるという『予言』を受けに『魔女の森』に来ている。
……名前、そのまんま過ぎるだろ、なんて思ったのは俺だけだろうか。

「この辺りにさぁ〜なんか、前の森にいたよーな系統のヤバイ植物いるらしいから、気をつけてねぇ」

そう言ったカイウスは、なぜか言葉の最後に「特にトーゴ!」とつけて来た。

まぁ、戦闘力的に一番ギリなところにいるからなぁ、俺。
なるべく迷惑かけねぇように気をつけ……

「ってなんか足に早速絡まって来たんだけどこれって」

「……トーゴそれ、『豆の木』……今カイウスが言ってたヤツやで」

「は、」

俺がぽかんとしている間に、シュルシュルと緑色の少しやわらかめの枝が腕や足を固定して、服の隙間にしゅるりと侵入してくる。

……デシャヴを感じるんだが。

「こ、これ…死なない、よな?」

「死なへんけど……っと、その前に。
ごめんな、リル」

「へ、」

トーゴさんが!トーゴさんが!とあわあわしていたリルの頭に、フィファがぽすんと手を置く。
すると、突然、リルは眠るような感じで崩れ落ちる。

それを勇者様が受け止めると、近くの木にもたれさせた。

「ちょっと教育上悪いもんねぇ」

カイウスが苦笑しながら、なんだか意味深なことをつぶやいた。

「しばらくリルには寝ててもらおか」

「…ところで、フィファ、この植物はなにをしてくる植物なんですか?
俺もさすがにマイナーな植物までは把握できていないので」

教えてくれませんか、という勇者様に、若干にやにやしながらフィファが答える。

「簡単に言うたら、乳首をいじめ抜いて、2、3回イかせる植物や」

「は…?……ひっ」

服の中を探るように動いていた柔らかい枝が、乳首に触れると、やっと見つけたというように一本二本とそこへ向かっていく。

「気持ち悪ぃ……これ、外せないのか…っ」

ぐっ、と力をいれてもビクともしない。
完全に、腕に巻きついている木は固くなっているようだった。

「倒してやりたいんやけど…途中で外したら厄介なんや……
この状態で木ぃ殺したら、腕のとこの木が同化したりして外せんくなるめんどくさい植物やからな…」

自分の腕と木がくっついてしまうのを想像して、一瞬ぞっとする。

「……っ、いっ…!」

するすると乳首の近くをなぞっていた細い枝が、突然きゅっ!と乳首に縛るような感じで絡みついて、しかもピン、と前に引っ張ってくる。

「う…っく…い、ぁあ…っ…千切れ、ちぎれるっ…!」

キツくキツく引っ張られて、痛みでじわっと涙が浮かぶ。

「く、ぐっ、いっ…あ、いた、」

ぴんっと引っ張られているだけで痛いのに、さらにツンツンと尖った枝の先で、何本もの枝が突ついてくる。
痛みと変なぞわぞわが生まれて、身をよじろうとしても完璧に固定されているせいで、ほんの少しも動けはしなかった。

「ふ、…ぁ、やだ、見るなっ…!
え、や、何か…液体、出て……」

服が捲り上げられてしまって、限界まで引っ張られてつつかれて、赤くなった乳首が勇者様やカイウスやフィファの目にさらされる。
一瞬恥ずかしいと思ったが、恥じている暇も無く、上から来た少し太めの木の枝からぬるぬるした液体がぼたっぼたっと胸のあたりに落とされた。

「う、ぁ、しんじらん、ねぇ…!」

さっきまで少しざらざらしていて、ピンピンに引っ張られてつつかれていて、ひたすら痛みが勝っていたのに、ぬるぬるした潤滑剤によって痛みが和らげられ、そのせいで快感が勝ち始めた。

「トーゴえろすぎ……」

小さなカイウスの呟きで、快楽を誤魔化そうとしたを向いていた頭を、思わず勢い良くそちらに向ける。

じっと見る、どこか熱いカイウスの目とあって、一気に先ほど誤魔化された羞恥心があがってくる。

「見ないで…みな、でくれぇっ……!」

「可哀想になぁ、トーゴ。こんな恥ずかしい思いしてもうて…

けど大丈夫やで。この木の樹液は、記憶なんかブッ飛ばしてくれるやろうし」

その台詞を聞いてすぐくらいに、タイミングよく、乳首にじんじんとした熱が生まれ始めた。
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