散文

□雑文・散文
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土井家炎上(水軍サイド)

土井家炎上




兵庫水軍

船の上、夜
「あれ、なんか光った」「なんだろ〜」

あ〜あ…
夜の甲板に義丸のため息が響いた
「もう、俺寝たいんだが」
もう寝ろと言うのに、子供たちは一向に眠る兆しが無い。
「明日昼寝しようとしたら叩き起こしちゃる。」
そうすれば夜こんなにはしゃがないだろと
「どうせこんだけはしゃげば一刻もしないで寝ちゃうさ。我慢我慢」
「…」


「アトイ?アトイだいじょうぶ?」
「蜘蛛兄ぃ、網問が変なんだ、いきなり震え出して…」「…どうした?」





「義兄ぃ、向こうに何かがある」

…まったく、忙しいなぁ。
「…光るんだったらイカだろ〜?」
「違うよ義兄ぃ、向こう!」
子供の指差す先に目を移すと、ただ黒い筈の夜の海面にチラチラと光る一団、そして…

「蜘蛛、ちょっとかげ兄ぃ呼んでくる!!!!」
「…え、ちょっと、義?」
「!…蜘蛛兄ぃ、あれ…」

網問を腕に抱えた舳丸の目線の先には夜には有り得ない明るさとを湛える屋敷と無数の船影があった。


「……土井家が…燃えてる」

生暖かい風が吹いた
瀬戸内の勢力図が変わった瞬間である。


12年前イメージ
土井先生と水軍と久々地。捏造序章、続きは未定。土井先生と鬼さんを知り合いにしようとか、オリキャラとか考えてたら頭が回転しなくなったので小出し。<!__本文__>

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