孤独な姫を愛するドSな11人の王子様
□2.勉強するはずが......
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正式に入部してから約一ヶ月が過ぎたある日のこと。
赤司君に放課後に体育館に集合と言われた。
今日は部活が無い日だけど、何だろう?
赤「やっと来たか。」
私が来たときには既に皆揃ってた。
零「話って何?ってか、私も征に話したいことあったんだよね。」
今、赤司君のこと征って呼んだけど、皆のことも呼び捨てにしたんだ。
皆も私のこと呼び捨てにしてるし。
赤司君の名前って征十郎って言うじゃない?
毎回そう呼んでたら長いなって思ってさ。
7文字だよ?長いよ。
だから征って短くしたんだ。
赤「今日含めて一週間。部活禁止だ。」
全「「え!?」」
一週間......?
もしかして、来週期末テストだからかな?
まあ、私には好都合。
赤「来週はテストだ。そこで、この一週間は勉強に専念してもらう。成績が悪かった奴は今後の試合には出さない。」
青「まじかよ......?」
零「大輝、大丈夫?顔が真っ青だよ。」
桃「大ちゃん危機だね。」
大輝、頭悪いんだっけ。
バスケ好きな大輝にはキツいね。
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