孤独な姫を愛するドSな11人の王子様

□6.夏だ!!海だ!!合宿だ!!
1ページ/6ページ











零「だ、大丈夫?涼太、大輝、敦......。」





黄「きっつ......。」





青「只でさえハードだっつうのに......倍は......死んじまう......。」





紫「お〜か〜し〜」




零「今のうちに休憩しておきなね。」











今日は合宿。





お約束だった三人は、この二日間、皆の練習メニューの倍。











紫「零ちん......何か甘いもの......。」





零「甘いものか......。あ、あるよ。」





紫「マジで!?頂戴〜!!」





青「紫原ばっかりずりぃぞ!!零、俺にも甘いもん。」





零「マネージャーの皆でレモンのハチミツ漬け持ってきたんだ。」





黄「皆でってことは、沢山あるっスね♪」





零「うん。そういえばさつきが沢山持ってきてたな......。」





青「はぁ!?」





零「大輝?どうしたの?」










―――――ガシッ










青「ちょっと来い!!」





零「う、うん......。」










大輝はキョロキョロして、私の腕を引っ張っていった。





















青「ここなら良いか......。」





零「どうしたの?」





青「......さつきが持ってきたレモンどこだ?」





零「え?確か......体育館に持ってきてたよ?すぐに食べれるように。」





青「マジかよ!!やべぇな......。」





零「......ふふっ。大丈夫だよ。大輝。」





青「何がだよ。」





零「レモンはちゃんと切っておいたから。ね?」





青「お前......まさか。」





零「知ってるよ。さつきが料理苦手なこと。だから、こっそり切っておいたの。」





青「助かった......。」





零「そんなに酷いんだ。さつきの料理。」





青「嗚呼......。ちなみに零は......。」





零「多分大丈夫......かな?」





青「(まさか......。)」











.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ