孤独な姫を愛するドSな11人の王子様
□2.勉強するはずが......
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赤「今から順に前回のテストの総合順位を言ってもらう。順位が悪かった奴は俺が教えてやろう。」
青「(赤司に教えられる......?こ、殺される!!)」
零「良かったじゃない。教えてもらえるって。」
青「こ、殺す気か!?」
黄「流石に赤司っちはねぇ......。」
零「そっか。涼太もだったね。ドンマイ。」
黄「え、俺の成績知ってるんスか......!?」
零「まあね。」
赤「次。大輝。」
青「覚えてねぇよ。あ、だけど、確か......下から五十番代だったな......。」
下から数えた方が早かった!?
そんな悪いの!?
赤「......。次、涼太。」
青「今の間は何だよ!!」
黄「赤司っち安心してっス!!少なくとも青峰っちよりはいいっスよ。」
青「おい黄瀬!!少なくともって何だ!!」
零「まぁまぁ。」
黄「下から数えて七十番代っス!!」
涼太も下から数えた方が早かった......。
しかもそんなドヤ顔しないで......。
泣けてくる。
赤「......。さ、最後は零だ。」
零「大丈夫?眉つり上がってるけど。」
赤「大丈夫だ。」
零「そう?なら良いけど。あ、ちなみに何位だと思う?」
青「お前絶対悪いだろ。運動できる奴は頭悪ぃんだよ。」
零「失礼だな。それ。ブーブー!!」
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