とある獅子と私
□やっぱり書いておこうとした回想
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゙おまえたち、姉妹で協力して国を治めるのだぞ゙
『お父様ぁああ!』
カガリが泣くなか
私は遺言所+で録音しといた。
―……
その後、協力どころか、セイラン家の介入により国は二つに別れてしまい。
私がお父様が隠していた血統所を開示したことで更に反発は加速し、住民は移動しカガリ派とワカナ派に別れた。
積極的な人は私の味方になってくれた。
だから数は圧倒的に私の方が上だった。
『どうして、波風たてるんだ!』
「セイラン家の好きにはさせないわ。なにか嫌な感じがするの。」
セイラン家はユウナだけでなく側近を私に当てがおうとしたが。
「私は貴方たちの玩具じゃないの。正当後継者の相方は自分の信用できるひとにするわ。」
と張り倒してから国民に同意を求め、理念を自分に通してるから感動さえもされた。
他人の介入を許さず、他人に必要以上に介入したくないので。
あくまで他人だから。
カガリはうらやましいとすら感じた。