愛神契約
神々の王家「暁の一族」。
その禁忌とされる「青の民」として生まれた主人公。
「成人と共に生まれ持った寿命が尽きる」という業を負う彼女は、
自分を愛してくれた家臣の為に、
生きる事を近い、
創造物である人の「愛」で命を繋ぐため、
あらゆる時空を旅する。
強すぎる力故に課せられる様々なリスクに苦しみながら、
ただひたすらに愛を求めて人と交わる。
弱き人間故に、
傷つき、
傷つける事を恐れ、
時に絶望し、
時に人の持つ無限の可能性に触れながら、
今日もどこかの時空で、
彼女は美しい人間の男の手に抱かれる。
□表紙を開く
□解説を読む