跡忍/中学生的日常/セクシー小説

□王様ゲーム(跡忍)
1ページ/4ページ

王様ゲーム。
それは時として、罰ゲーム当事者を困惑に陥れる。
「五番が三番と手ぇ繋いで下校!」
向日が高らかに命令した直後、二カ所から声が上がった。
「は? ちょお…」
「アーン?」
顔を見合わせた跡部と忍足は、互いに互いの番号箸をまじまじと見つめて撃沈した。
「跡部かいな…」
「オメーか、忍足」

お手手繋いで帰ります。


「恥ずいねん」
「こっちの台詞だぜ」
ぶつぶつ言いながら、氷帝レギュラー陣の前を歩く。
「ちゃんと恋人繋ぎにしないとだめだぞー」
後ろから向日が茶々を入れてくる。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ