短編

□酔っぱらい
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連休で、親はインドに旅行に行ってしまった。そして家に渚くんが来た。

そうなればすることは1つな訳で…

渚くんに先に風呂に入ってもらって、渚くんが風呂からでた後俺も風呂に入った。

そして俺も今風呂から出たわけだけど…



「かるまくんっ!!」

風呂場から出た瞬間、渚くんが走って抱きついてきた。

突然のことに硬直する。

「えへへ〜かるまくんだぁ〜」

え?いつも極度の恥ずかしがりやの渚くんがなんで?

渚くんの顔を見ると…目は据わっててトロンとしてて、顔は真っ赤だった。口調も舌ったらずだ。

もしかして…

「渚くん、何飲んだ?」

「れもんじゅーすのんだよぉ〜?」

あちゃー…それ絶対親が買ってきたチューハイだわ。

確かに冷蔵庫の中のもの好きに飲んでいいって言ったけど…まさか酒とジュースを間違えるとは…

「かるまくんだいすき〜!!えへへ…」



…やばい…今の渚くん…いつもの倍エロい。

「ぼくもはだかになる〜」って、いつもは服を脱ぐのすら恥ずかしがるのに、するすると服を脱いでいく渚くん。

白い肌があらわになり、思わず唾を呑んだ。

あっという間に裸になると、また「えへへ」って笑いながら抱きついてきた。



理性なんてこれっぽっちも残っていなかった。



「んっ…!」

その可愛い唇に噛みつくようにキスをする。

口と口の間から唾液がこぼれ落ちるけど知ったことか。

舌を捩じ込み口内を犯すと、渚くんも積極的に舌を絡めてきた。

口を離すと渚くんはぼーっとした表情で俺を見てくる。

何それ…誘ってるわけ?

「かるまくん…」

水分を多く含んだ目をした渚くんは…俺に倒れかかってきた。


「…!」

腕の中の渚くんは…



「すー…すー…」





寝てた。


「…まじかよ。」


もうその気になってたんだけどな俺の身体。



…ま、いっか。
こんな渚くんも可愛いから。


寝息を立ててすやすやと眠る渚くんをお姫様だっこしてベッドに連れていく。

その時「かるまくん…すき…」って渚くんが可愛いこと言うもんだから…


「…俺ももう寝よっかなー」

まだ寝るには早いけど、渚くんと一緒にいたくて、一緒に寝ることにした。


まぁ…明日も休みだし、今日の分はたっぷりサービスしてもらおう。


****


まさかの寝落ち(汗)
期待してた方おりましたらすみません(^^;)


 

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