感想

□憂鬱たち
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一章目を読んだときは、あぁ、この本はハズレだな…と思いました。
話がめちゃくちゃで、現実感がなさすぎるからです。

二章目を読んで、呆気に取られました。
一章目の主役以外の主要登場人物二人が、全く違う人物として描かれていたからです。
同じなのは名前と性格だけ…職種などの設定がまるで違う。
三章目もまた違う。
全ての章で違う設定になっている二人と主人公が出会います。


詳しくは書きませんが、この主人公のような人は、おそらく世の中に沢山います。かくいう私も少しだけ共感できました。
おかしな方向に回っていく、気持ちや思考のあらがいがたい感覚が、端から見るとバカみたいに見えてしまうことに捕らわれ続けてしまう感覚が。

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