街の外れに建つ、とあるマンション「碌明館」
外見は古びた洋館の様で、街の人々からは幽霊屋敷などという噂を流れていた。
実際、あのマンションに行った者で街に戻ってきた者はいない。
ある日の朝、いつものようにあなたがポストを覗くと一枚のチラシが目に入った。
「入居者募集!」とだけ大きく書かれたチラシは、端に小さく「碌明館」と記載されてある。
噂では、碌明館からチラシが届いた者しか住むことができないとか。
行った者は帰って来れない、幽霊屋敷と呼ばれるマンション。
興味の沸いた貴方は、必要な荷物だけ纏めると街外れの碌明館へと向かった。