Stage @

□贈り物。
1ページ/3ページ


留衣『ねぇ〜??総司君こそさ、さっき・・・・どこいってたの?』


途中で消えた総司に疑問を抱き質問すると、総司は真剣な顔つきで としぞ〜を撫でる手を止めた。


そして、留衣にゆっくり近づいてくる総司。

《ドキっ》


留衣は、真剣な顔つきの総司の接近に心拍数が上がる。


沖「手、出して?」


留衣『え?手?』


沖「いいから・・・・」


留衣『・・・・うん。』


何やら取り出し留衣の手に乗せてみる。


留衣『 か、かん・・・・簪??』

ニコっと、裏のない笑顔で総司は笑うと説明を付け足した。


沖「あげる!!こないだの謝罪だよ?」

留衣『こないだ???謝罪??』

すごく嬉しい反面、総司が何で贈り物をくれたのかが、留衣は全く分からなかった。

謝罪とは何なのか・・・・。

留衣は変わらずに首を傾げて記憶を辿っていた。


沖「串刺しの・・・・」


留衣『あ────ッッッ!!! 思い出した・・・・。』
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ