Stage @
□贈り物。
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留衣『ねぇ〜??総司君こそさ、さっき・・・・どこいってたの?』
途中で消えた総司に疑問を抱き質問すると、総司は真剣な顔つきで としぞ〜を撫でる手を止めた。
そして、留衣にゆっくり近づいてくる総司。
《ドキっ》
留衣は、真剣な顔つきの総司の接近に心拍数が上がる。
沖「手、出して?」
留衣『え?手?』
沖「いいから・・・・」
留衣『・・・・うん。』
何やら取り出し留衣の手に乗せてみる。
留衣『 か、かん・・・・簪??』
ニコっと、裏のない笑顔で総司は笑うと説明を付け足した。
沖「あげる!!こないだの謝罪だよ?」
留衣『こないだ???謝罪??』
すごく嬉しい反面、総司が何で贈り物をくれたのかが、留衣は全く分からなかった。
謝罪とは何なのか・・・・。
留衣は変わらずに首を傾げて記憶を辿っていた。
沖「串刺しの・・・・」
留衣『あ────ッッッ!!! 思い出した・・・・。』