Stage @
□ご対面
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そんな空気をぶち壊すように彼が疑問を口にした。
永「 しかしよ?そのバサバサしてんのは 睫毛か?長くねえか?引っ張ってもいいか? 」
留衣の付けまつ毛に興味津々。
(顔が変ってもいいなら・・・・?)
留衣のまつ毛を不思議そうに問いただす彼は《新選組 二番組 組長 永倉新八》である。
平「新ぱっつぁん!それよりも、髪だろ!火事にでも出くわしたのかぁ?チリチリになってるぜ?」
と、話す彼は《新選組 八番組 組長 藤堂平助》である。
(平助君!!逆毛だよ!?チリチリ違う!逆毛だよ?!)
なんて二人に返せるわけもなく・・・・無言に耐える留衣。
原「おいおい!女に向かってそれはないぜ。多少変わっては居るが、似合ってて綺麗じゃないか!俺は好きだぜ?」
と言ってくれる彼は《新選組 十番組 組長 原田左之助》
(さすが左之さんだぁ。系列ホスト店に勧誘していいかな?左之さんが居たら右肩あがりだよ!!しかし色気がムンムンと溢れ出ている・・・・)
訳の分からない事を考えるやはり緊張感のない留衣。
永「左之っ!お前は女の扱いがうまいよな!羨ましいぜ!それに比べて平助〜!お前 火事ってなんだよ!」
平「し、新ぱっつぁんに言われたかねえよ!!」
土「お前らは、ちっとは黙ってらんねえのかっ!!!!!」
予報なしの落雷発生!!
打たれた三人は しばし感電中である。
そんなやり取りを、聞いてると、ちょっと心が落ち着いて留衣は、自然とクスッと笑顔になった。
永平原 (あ!笑った・・・/////)
留衣の笑顔を見れば何故か頬を染める三人・・・・
その横でもう一人、赤くなる斎藤・・・・。
斎「……………/////」
場が和んだのも束の間、ここで留衣に渾身の一撃が待っていた。