Stage ①
□未来から来た者････。
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何かを考えている留衣をじっと見る土方。
(････未来から来た者か････)
土「未来から来たことは周りには伏せておいた方がいい！」
留衣『はい。わかりました。』
詳しい事は分からなかったが、そこは素直に留衣は頷く。
山「 未来の知識なら利用する価値は十分にありますからね」
(利用かぁ。まぁ！確かにそうだよね)
確かに未来からの知識は十分に利用 出来る。山南が言う理由が分かった留衣は素直にそれを受け止めていた。
土「 俺はそういうつもりで、言ったんじゃねえよ」
留衣『え！？』
土「ああ、何でもねえ。とにかく俺たち以外には話すな！お前の為だ！」
土方が何を考えているかは、分からないが留衣には、何かが気に入らない様子で唇を尖らせ土方に視線を移した。
留衣『あたし、お前じゃないあです。 留衣です。』
土「･･････････ 近藤さんも言っていたが 何かあったら俺たちを頼れ ！分かったか？留衣！！！」
留衣『きゃー/// はぃｯｯｯｯｯｯd(((((≧▽≦))))))b』
そんな光景を幹部達は目を細めて見守っていた。
(大物だぜ？鬼の副長に、この数時間で あぁ、まで言わせちゃうんだからな････)
原「 留衣！俺も頼れよ？俺の名前もどうせ、知ってんだろ？」
留衣『うん！！左之さん･･･････////』
原「 おう！俺も留衣って呼ぶからな？」
腰が砕けそうな笑顔の艶艶の大人ビームをお見舞いされた留衣は、目眩を起こしそうになったが、そこはグッと堪えた。
(め、目眩が････色気が････)
留衣『 さすが！左之さん！色気がすごいです。』
原「あぁ？」
不思議そうな原田がそこに居た。
永「俺は････『新ぱっつぁん』あぁ！新ぱっつあん？ まぁ、いいか！好きなように呼んでくれていいぜ！よろしくな！留衣ちゃん！！ 」
留衣『･･･はい//// 』
笑顔で返事をすれば総司から携帯をササっと奪い、携帯画面をチラっと見た。
リアル総司から 総司の待ち受け付き携帯を受け取る留衣は 少し複雑であったが 携帯の画面を見ると電波が･･･ある訳がなかった。
画面の中に優しく微笑む動かぬ総司と 殺気がバンバン伝わるリアル総司････
(温度差が････！！ て、 屋敷だ屋敷！探索しなくちゃ！屋敷！！ヒントが、何かあるはずだよね！)
留衣は、自分の目的を見つけると、彼等に早速あるお願いをしてみる事にした。