Stage @
□見知らぬ場所・・・・
2ページ/4ページ
泣きそうな留衣を他所にして遠藤は、ゆっくりと口を開く。
遠藤「ここは《入り口》なんだ」
留衣『・・・・へ?』
(入り口・・・・・・・・?何の話??????)
留衣には遠藤の発言の意図が全く分からないでいた。
愕然に《入口》だと言われても さっぱり 意味がわからない。
遠藤「とにかく中に来てくれないか?」
今置かれてる状況もわからずに 丸い目をする留衣
ついて来てくれ!と遠藤・・・・
自分の中で答え合わせをするように、出来事を整理してみる。
仕事で遠藤と同伴で、いつもならお洒落な店で、軽く食べてからの出勤のはずで・・・・
久々の同伴でバッチリお洒落をして・・・・車に乗った留衣は、爆睡・・・・気付いたら、知らない屋敷の前で入口だと告げられる。
これは・・・・・・・・まさか・・・・!!
留衣『わかるかぁ────い!』
遠藤「・・・・・・・・」
ツッコミだけ、思わず声にでた。
( いやいや・・・・いやいやいやいや・・・・可笑しいよね?あたしの頭が?・・・・いや、それは 元々おかしいんだけど・・・・・・・・・・・・・・・。)
結局 考えるだけ考えて、答えには全く辿り着けなかった。