☆短編集☆

□鈍感のサッカー馬鹿が!?
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☆風丸sieb☆


去年、一昨年と全国大会を優勝してきた俺達雷門イレブン。
俺達には、卒業シーズンがやってきた。
毎日サッカーをしていたせいか、三年生と言う自覚がない。

円堂もその一人で授業中に寝たりなど、サッカーの事で頭がいっぱいらしく、勉強に全く手をつけていない状態。


そんな円堂を俺達は心配して、放課後、俺、円堂、豪炎寺、鬼道と一緒に帰りながら、円堂に聞く。

風「円堂・・・」

俺が円堂で肩をポンっと叩きながら、苦笑しながら豪炎寺と鬼道と顔を見合わせてから、すぅと息を吸うと円堂と話しかける。

風「お前、サッカー以外にも気になる事ないのか?」

円「へっ?」

勉強しろ、と言っても所詮(ショセン)無駄なので、あえて別の好きなものを訊ねる。

円堂が固まったと思ったら心配になり、豪炎寺と鬼道が話しかける。


鬼「おい・・・」

豪「円堂・・・?」


円堂の様子がおかしくなったことを不思議に思いながらも円堂を見る。すると円堂は伏せていた顔をバッとあげて俺達が驚く爆弾発言をする。




円「サッカー以外なら米川が一番好きだ!!大好きだ!!」



風/豪/鬼「・・・」


俺達が頭に釘が打たれたように固まると円堂はどうしたんだと呑気に笑ってる。

あの・・・鈍感で馬鹿な円堂が・・・


俺と豪炎寺と鬼道と円堂のクラスメイトの米川花梨が


好き・・・・・・だと??




俺達が我に返った瞬間、大声をあげたのは言うまでもない……。
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