二宮和也

□偶然の
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出会いはかなり突然で

奇跡に近かった…


奇跡だった。

私はこれからもあなたに溺れてく。




「ねぇー、名無しさん今日なんかおごってよ〜(笑)」

『もーしょーがないなぁー今日だけだよ?』

はぁ、今日で何回目だろ、

おごっておごってって…

私名無しさんは友達美咲の都合のいいお財布状態です。はい。

大学生の時のたちの悪い友達と縁が切れなくてずるずるとこんなとこまで来てしまった。

まぁ、自分が悪いんだけど…

私は高校時代女子からの陰湿なイジメにあっていた、

どうやらイジメの主犯核の好きな人が私はのことを好きだったみたいで
偶然告白されているのを見られてしまった。


なんて自己中な…

あのイジメを思い出しただけで

涙が溢れる。

だから、今度こそは!って

男の人とは一切口をきかなかったし

女子の大きなグループにも入った

けど、その女子に媚びすぎたせいか

こんなことになってしまった。

はぁ

自分は弱い
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