SAS♪BOOK

□ばかっ
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櫻井『相葉さん、ここ間違ってる』

耳元に届く、しびれを切らした声。

相葉『んっんあ……やぁ……』

上下する手の平は暗闇のなかで、ぬるぬる光輝く。

相葉『は………あっ』

櫻井の指は抜かれ、
問題に取り掛かるよう指示を受ける。

苦手な数学。
サイコロを使った確率の問題はどうにかできそうなのに、
あと一歩、出来ないでいる。

ちなみに、翔ちゃんは家庭教師さん。
学年違いのお兄ちゃん。

説明するのが嫌になるくらい久しぶりに会ったから、なんだか興奮が冷めそうにない。

相葉『ああんっ……やっ…だめぇ……あ……っ…いっ』

櫻井は再び指先を投入した。
手つきはしなやかだし軽やかで、雅紀を困惑させる。

相葉『あっ……いっ……いっ…』

ズルっと抜かれた。
吐息が絶え絶えになる。

櫻井『手、止まってる』

相葉『で…できねぇよ!!』

集中したいと言っても止めない櫻井。

櫻井『わかった。交代な』

相葉『えっあっ』

櫻井『ん………あ……………ん……はぁ……』

上下する音。
じゅ、じゅ、って響く。
櫻井は相葉が痛くないよう扱きだす。
…後ろ、振り返りたい。
翔ちゃんを自分のものにしたい、俺が気持ち良くさせたいと雅紀。
雅紀は欲望に堪えながら
集中した。生半可な気持ちじゃなかった。
雅紀のなかでぬるぬるにした指を櫻井ので上下してるせいか、以前より声がえっちぃ翔ちゃん。

櫻井『……んッ………あ……は……まさ………あツ』

相葉『っう』
いま雅紀て呼んだ?と振り向く暇などなかった。

唇をかんでしまう。…翔の声に、子宮が疼いて。

翔ちゃんもう少し。楽にしてあげるから。

相葉『できたーーー!』

櫻井『あッ…雅紀………こた…えは…』

相葉『期待値が3』
櫻井『正解ッ』

相葉『ああっ……いあ……翔……あ…ふぅん……ぃやぁ……いっあッ』

櫻井『腰えっろい。……はッ…』

相葉『やぁ……翔……すごッ……だめぇ!』

櫻井『んっ』

飲み込んで、飲み込んで。身体なんか溶けちゃえ。翔ちゃんだから、一緒に落ちたい。

技術なんかなかった。強い愛情だけが、身体を突き上げる。

止まらないスピード。荒くなるブレス。

好きな人に満たされるのはなんと心地がいい。

好きな人であればあるほど近付きたい。

相葉『翔………ちゃ……』

涙がこぼれる。櫻井は目元に唇をあてた。

櫻井はこうしてると相葉の新しい表情や、発言が聞けるから好きだ。

求められたら、全身で答えたい。相葉さんと一緒がいい。一緒にいたい。

相葉『翔ちゃんっ……』

暗闇のなかでも満面の笑みを浮かべる。
とろとろな愛に包まれて
蜂蜜みたいな声。

欲望が反射した相葉の表情はそそられる。
興奮が渦を巻く。

櫻井『相葉く…んっ』

囁かれると頭まで犯される。

相葉『あ……だめぇ……いっあ……いっ…いくぅ……だめぇ……ああん』

櫻井『だめ……まさき……イっちゃ……』

相葉『ああぁ……ずんずん……やぁっ……』

櫻井『………はぁッ……あッ』

相葉『ああ…やぁ…あぁああ…やぁ…見ないで……いやぁぁぁ!』

雅紀は豪快に自身から欲望の潮を吹いた。

櫻井は相葉の頭を撫でる。よしよし、お疲れ様って。

雅紀は痙攣して、小鹿のようにぷるぷる。

櫻井『相葉さんえっちぃのは嫌いになっちゃった?』
相葉『ちょっと…だけ笑っ』

櫻井『潮吹きなんて、始めてじゃない?』

相葉『始めてだけど……気持ちよかった(ぽそりと』

櫻井『もう一回やる?(黒笑

相葉『だめぇ!いちお、受験生なんだから!(笑』
櫻井『手伝うから、安心して頑張ってね』

相葉『夜のことも?手伝うの?笑っ』

櫻井『もちろん。至れり尽くせり。誰のことも目に入らないようにな(笑』

相葉『もぅ。好き。』


相葉の努力で無事に合格しました♪
←翔ちゃんといてもえっちぃことしちゃうから(笑

END

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