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□5 〜これって宴?〜
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飲むぞ〜‼︎
そういえば、今日コーヒーしか飲んでないからね〜
あっローもか・・・。
結構ほっといても生きていけそうだね。
『船長〜‼︎何から飲みますか?』
あれ?髪型戻ってる。
つまんな〜い。
「昨夜の酒はどれだ?」
『え〜とっチョット違うけど、これ オススメです!船長!』
「何の真似だ?」
『え?船長?』
「チッ」
『宴・・・』
「?」
『宴、憧れてたんだ。船長と一緒に飲むんだからこれは宴でしょ?』
って 顔を覗き込んだら、フィって逸らされた。
『あれ?イヤだった?それとも向こうの世界思い出しちゃった?ゴメンね。 いつ帰れるか分からないのに、心配だよね・・・。』
「違ぇ・・・」
『え?』
「***には名前で呼ばれてぇ。」
『ロー?』
「そうだ。それがいい。」
まっ、えっ、なっ、何だが照れるんですけどーーー/////
チョットどさくさに紛れて、腰抱き寄せてきてるんですけどー‼︎
ロー、椅子に座ってるから鼻息が丁度私の胸にかかるんですけどーーー‼︎
ゔーー‼︎
蹴っていい?チョップしていい?
『ええい!チョーーップ‼︎』
チョップしてみた。
「チッ」
あれ?あんまり効かないみたい・・・。頭固いな。
『・・・あっちで飲もうよ。』
ローは日本酒、私は缶ビールを手に リビングへ移動した。
やっぱりモコモコクッション取るよね。
抱きかかえて飲むなんて、よほど気に入ったようだね。
『お酒どう?』
「いける。」
『良かった♪ 明日もお休みだし、飲も〜‼︎ ねぇ、宴って何をするの?』
「別に、ただ騒いでるだけだな。」
『ローも騒ぐの?』
「いや。」
『ふ〜ん。』
「なんだ?俺のことがそんなに気になるのか?」
『宴の事が知りたいの!』
調子狂うなぁ。
お酒が進むぜぃ!