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□6 〜 二日目 〜
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あれから髪を乾かして、ローの寝顔をツマミにしばらく飲んで、ワインなくなっちゃったから 歯磨きしてベッドへGO!した。
時々 ローが 手をバタバタさせるから、うるさいしキモいので
モコモコクッションを抱かせて、毛布で巻いて、ベッド下に転がせといた。
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暗くて・・・狭い・・・
ココは何処?
息が・・・苦しいよ・・・
誰か・・・助けて・・・
手が・・・身体も動かせない。
そうだ!ロー?いるんでしょう?
何処?
え?待って!助けてよーーー!
行かないでーーー!
苦しいよーーー!首が痛いよーーー!
ロー・・・待って!
行かないで・・・・
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ハァ・ハァ・ハァ・・・。
涙目で目を覚ました日曜日。
目覚めは最悪。
原因は・・・
お前か!
またしても、拘束されてるよ・・・
しかも、今度は前から。
もう、驚いてあげないよ。疲れるからね。
ローに助けを求めちゃったよ・・・。
ちょっともう少し一緒に居たいなぁと思ってたから・・・でも、ベッドで一緒に寝るのは勘弁してくれぃ!
抱き枕代わりにしないでよ。
『なんで、私を抱きしめて寝てんの⁈ 寝苦しくて、悪夢にうなされたじゃないかーーー‼︎』
涙目で訴えると、うっすら目を開け
「待って、行かないで・・・そう俺を呼んでいただろ。」
夢・・・声に出てたのか?
『あっ・アレは、ローが私のお気に入りのモコモコクッションを持って、帰ろうとしてたから!』
「ほぅ、泣くほど大事なのか?」
くっ!手が固定されてて涙拭けなくて・・・見られたか!
ゴシゴシ!
ローのスウェットで拭いてやった。
あっ鼻出た。
鼻かみたい!
離せ〜〜〜!
ローの腕の中でもがいていると、ローの息が荒くなってきた・・・
なっなんだ?
鼻水つけるぞ!
「お前のその格好、たまらんな。
***・・・」
ん?格好?パジャマ・・・
あーーーー!
しまったーーー!
私のお気に入りのパジャマ、フワモコパーカー(しかも猫ミミ付き)&フワモコ短パン(シッポ付き)
着てたよー!
パーカーの帽子かぶされてる・・・
スリスリしてくる・・・
なんか・・・あたる・・・
私の馬鹿ーーー!
フワモコパジャマ着るなんて!
「俺の手に、愛の告白を書くとは・・・お前のような女は初めてだ。」
・・・ワタシノバカ・・・
ローさんの初めてをいただいてしまった・・・そんな私は、
朝から・・・ピンチです。