mein ☆Happy Tree Friends☆

□第一殺 死の世界に産まれた子
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今日はパパと一緒にお出掛けをする日。
パパはいつも色んな所に連れて行ってくれる。
今日はどこに行くのかな?
「さぁ、カブ。もう直ぐ着くからね。」
パパは車を運転しながらボクに笑いかけた。
「パパ、どこに行くの?」
ボクがそう言うとパパはニッコリ笑って「それは着いてからのお楽しみだよ」と返した。
ボクは楽しみで楽しみで仕方ない。
数十分後
やっと着いた。
わぁ!大きな乗り物が沢山ある!
全部乗ってみたいな!
「どれに乗りたい?」
パパが聞くとボクは一つずつ指をさして言った。
「全部乗りたい!」
パパは笑いながら「じゃあ、一つずつ乗って行こうね」と言ってくれた。
一番初めに乗ったのはお馬さんやカボチャの乗り物がいっぱいある”メリーゴーランド”って言う乗り物に乗った。
そこには青くてパパよりも大きいおじさんとかっこいい帽子を被った優しそうなお兄さんと赤くてトゲトゲの着いたお兄さん達が待っていた。
パパは乗り物に乗っているボクを見てるからって言って一緒には乗らなかったけど、ボクはパパがいなくても乗れる!
パパにもそんなボクを見てもらうんだ!
「ん?もう乗っていいの?」
青いおじさん達を棒みたいなのが通せんぼしてたけどやっと入れてくれるみたい。
棒みたいなのがおじさん達を通してくれるように開けてくれた。
青いおじさんがそう言うと皆中へ入って行く。
ボクも皆と一緒に中に入って、一番かっこいいお馬さんに乗ろうとした。
でも、ボクの大きさじゃお馬さんの背中に届かなくて乗れない…。
やっぱりパパがいないとダメなんだ…。
そう思っていたら帽子を被った優しそうなお兄さんが抱っこしてお馬さんの背中に乗せてくれた。
ボクは嬉しくて笑うとお兄さんはニコニコして別の乗り物に乗った。
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