AKBのりすのお話(短編・中編)2
□ヤキモチなんて可愛いですね
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「…ぇ、」
小さくほんと小さな声がした。
その声が指原のだって気づいてたけど、
気づかないふりして優子の元へ駆け寄ろうとした…
そのとき、
ガシッ
「…った」
これでもかってくらいの力で指原に止められた。
「指原…はなして」
「みなみ…指原なんかした?」
なんだよ、こーゆーときばっか呼び捨てしやがって、
「…べつに」
「じゃあなんで避けようとするの?
指原ばかだから話してくんなきゃわかんないよ…」
指原の声が涙声になってるのに気づいて、仕方ないから言うことにした。
話し終わった後の指原の涙は止まっていて、ニヤニヤ顏に変わった。
「やきもちならやきもちってゆえばいいのにー!ほんと焦った。
やきもちなんて可愛いですねたかみなちゃん♡」
「だって寂しかったんだもん、」
「ぶっ、ごめんね、
今日はずっとぎゅーしてるからね?♡みなみ…////」
「…っ////////////」
他のメンバーと仲良くするのもいいことだけど、
恋人のことも大切にしてね?///
end