流星の神

□ノラ猫
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その数日後。






夜トはコンビニの深夜バイトの依頼を受けていた。







あの日以来、あむとも会えていない。


本音を言えば会いたくてしょうがないのだ。







しばらくすると

小福と大黒、ひより までコンビニに来た。





「ウチに見当違いの依頼が来てさ、
廻してやろうと思って。


どーせヒマだろ?」





依頼の途中だが、


大黒と小福からの依頼を受けた夜ト。






「なんか…顔色悪くないですか?」



ひよりがそう聞くと
夜トは顔をしかめ、
ひよりにもたれかかった。





「雪音ぇ………


なにやった」





雪音に魔が刺したのだ。

夜トは急いで
レジの中のお金を確認した。


すると、



「………まさか俺が金盗ったとでも
思ったのか?」



ジッと雪音を睨む夜ト。







雪音は
どこかへ行ってしまった。






夜トはコンビニの制服を脱ぎ、
大黒に任せる。



そして大黒からの依頼を
受けに走ったのだ。





その依頼は
小福の開けた風穴で大量の妖が出現した、

そのうちの妖だった。


上井杜町近辺に出現した
”蝶,, の駆除だ。






「その前に雪音くんを!」


ひよりも雪音が心配で付いてきたのだ。


「わかってるよ。

ちょうどいい、
あいつの向かった先もー…



上井杜町だ!」
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