夢小説長編「ハピネス」(完結)

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ドーーーーンッッッ!!!




爆音と共に上忍待機所に人が降って来た。







待機所内にいた全ての忍がクナイを構え、銀髪の男・髭面の男が落ちて来た人間の手を後ろでに取り首元にクナイを構える。





『誰だ!?』



「……女?…敵の忍か?」





「……ぅぅっっ…。離して…。」




『忍じゃないね…チャクラを練ろうともしないし、そもそも格好が……。』




女は男2人を睨み付け叫ぶ。



「離して!!」




凄む女を見下ろし嘲笑う銀髪。




『誰に向かって口聞いてんの?
侵入者の癖に命令するなんて良い度胸じゃない?
ホラッ立って綱手様の所に行くヨ』



グイッと腕を引っ張り無理矢理立たせるとポタッポタッと床に赤い雫が落ちた。




「待って怪我してるわ。可哀想よ…敵じゃないみたいだし。」




『敵じゃ無くても侵入者デショ?情けかけるなんて紅も女の子だーね。』




「そういう言い方はよせよカカシ」




「カカシ……?変な名前ね…」




『……お前…殺すヨ?』




両方の腕を掴み担ぎ上げる様にしようとした時女の身体からクナイが落ちた。






『…ミナト先生の…クナイ。
お前どうしてコレを??』














ー火影室ー




「侵入者か?どこから侵入した?」




『それが…待機所の上から降ってきました…』




「はぁ?カカシお前頭大丈夫か?
ここ最近任務続きだったからなぁ…。で、その女は?」




『…かなりの傷を負っておりまして、病院にいます。
紅が付いてます。』





カカシに引きずられる様に待機所を出ようとした時そのまま意識を失って病院へと運ばれた。





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