夢小説長編「ハピネス」(完結)
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カカシさんのアパートから逃げる様に飛び出した。
触れられた身体が熱い。
くちびるに残る感触。
身体がザワツク…。
「遅かったですね?」
「すみません…。で、ご飯何処に連れて行ってくれるんですか?」
イルカさんが連れて行ってくれたのはラーメン屋さん。
【一楽】の味噌チャーシューがオススメらしい。
ちょっと拍子抜けしたというか…なんというか…イルカさんらしい。
「すみません…ラーメン嫌いでした?」
「大好きです!」
「良かった!さ、食べて下さい!」
向こうに居た時はご飯に誘われたら大概高級レストランとかだったのに…。
ラーメンなんて食べに連れて行く人は居なかったなぁ。
食べていたらイルカさんの知り合いらしい子がラーメンを食べに来た。
黄色い髪にオレンジの服。
可愛いカエルのがま口を持ってた。
話し方が面白い。方言?
「イルカ先生綺麗な姉ちゃんとデートか?デートにラーメン屋はねぇってばよ!?」
名前はうずまきナルト。
年は16歳。
中々のイケメン君。
ニシシッッと笑う顔が可愛らしい。
どっかで見た顔だな。
!!思い出した!
「カカシさんと一緒に写真に写ってたよね?」
「ん?姉ちゃんカカシ先生知ってんのか?」
「ナルト…この人カカシさんと一緒に住んでる人だ…。」
ナルトの箸が一瞬止まり盛大にラーメンを吹き出した。
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