夢小説長編「ハピネス」(完結)

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『お風呂入って無いでしょ…シャワーしてくれば?』




「あぁ…はい…。臭いですね…。」





身体が重い…。


シャワーをして部屋に行くとカカシさんの姿が無かった。




また…任務行っちゃったのか。




カカシさんのベッドの上でゴロゴロしながら何が有ったか思いだそうとするけど思い出せない。



ほとんど意識が吹っ飛んでいたから…。



『…髪の毛びちょびちょで人のベッドでゴロゴロしないでチョーダタイ。』



「あ…カカシさん…。
すみません。カカシさんのベッド…良い匂いがして…。
任務行っちゃったかと思って」




『……食べる物買って来た。
髪の毛乾かしてあげるから…』




ボーっとしながらカカシさんの脚の間に体育座りをして髪の毛をガシガシとドライヤーで乾かされる。




「…気持ち良い…。」




『へ?』



「あ…すみません。髪の毛…触られるの好きなんです…。
カカシさんの手大きくて気持ち良いです。」





『……それさ…素で言ってんの?』




「え?何がですか?」




無自覚で言ってるならタチが悪い。



全くこのコは…。



『お粥作るから食べれる?』



「…頑張って食べます。」



カカシさんは優しかった。




台所に立ちながら私に話し掛けてくれる。




『尋問にかけるように火影様に言ったのはオレだよ。
恨むなら恨めば良い』



「知ってます。
だって私…侵入者でしょ?
カカシさんは見張り役でしょ?」



『尋問で終わって良かったヨ。
もし沙奈が暴れたりしたら拷問に変えられただろうし。』





「拷問…て何するんですか?」




『まぁ…くノ一の場合は性的な事もするよね。
快楽と痛みを交互に与えられる…』




「へぇ……。」




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