夢小説長編「ハピネス」(完結)

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沙奈の身体中に沢山のキスを降らせカカシは朝早く任務へと出掛ける支度をしていた。



『……キス…だけでイっちゃった?』





「卑怯…。」



肩でハァハァ息をし頬を紅く染めベッドに横たわる沙奈。




『そう?挿れてないから約束は守ってるけど?』



もう敬語なんて何回話したか覚えてない!無効!
なんて言ったら…カカシはきっちり覚えていて。


お風呂から上がるとすぐベッドへ引き摺り込まれ身体中にキスを降らせた。



『指が弱いなんて意外ダネ…。
オレも理性吹っ飛ぶかと思って大変だったヨ』




「……変態…ドS…。あんなのキスって言わない…。」



緑のベストを着て額当てをし、口布越しにキスをする。



『……今日中に帰れると思うけど…。帰って来なかったら先に寝てて良いから』



「…気を付けて…」







沙奈は目を閉じ少し眠りにつく。





昼過ぎに起きて夕食の支度をするのに買い物へと出掛けた。




「あ、雨…」


外は雨がシトシト降っていた。



こっちの世界にも梅雨ってあるんだ…。





夕食の材料を買い終え、薬屋さんへと脚を運ぶ。



この世界に来てビックリしたのが経口避妊薬が普通に薬局に置いて有ったこと。所謂ピル。
しかもアフターピルまで売ってる。



POPには【色任務をこなすくノ一必須アイテム】の文字。



なんだ?色任務って?



キャバ嬢をしていた時は病院でピルを処方してもらい飲んでいた。




色?任務…。



携帯があれば速攻ググっていただろう。





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