夢小説長編「ハピネス」(完結)

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『ぁ…ぃててて……』



繋がった場所は暗い森の中。
祠の前で気を失ってたらしい。




周りを見渡してもひと気も無く、灯りすらない。





さて…。



口寄せをしパックンを呼び出す。




「なんだココは?」



『パックン、ごめーんね?
沙奈の匂いする?』




「うむ……。微かだが…。
ついて来い!」





暫く森を走り大きな道へと出た。





「ここで匂いが消えておる…」



『そう…。ありがとパックン』




しかし…こっちの世界ってヤツは空気が悪い…し、臭いな。



しかも良く分からないモノが道を走ってるし。
これが車ってやつか。


沙奈が向こうの世界に来た時に聞かれた住所…働いてる場所などが書かれたメモを綱手様から預かっていた。



暫く道を歩いているとひと気も増えてきたが…何故かめちゃくちゃ見られてる。



「おぃ…カカシよ。お主ジロジロ見られとるぞ。
それに…忍の格好をしたモノが一人もおらん。」



『あぁ…忍者の居ない世界らしいからね。
この格好が目立つな…。』




途中服を変化で変えて、額当ても取る。


「うむ、それならば大丈夫じゃ!」




とりあえず紙に書かれた住所に行こうとするが全く道が分からない。


道を歩いてる人間に聞くが不親切。


『パックン…空気悪いね…。
臭い匂いも充満してるし、良くこんな所に住めるな…。』



「だな……」





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