夢小説長編「ハピネス」(完結)

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『……。』


「……。」



目が合わせられない…。
見てしまえば…流されてしまいそう。



『風呂入って来る』



「あ、はい…。」




はぁ……シンドイ…。
カカシさんの顔見れない。



落ち着け…。
落ち着け…。



ビールを飲んで落ち着け。
別に私はカカシさんの彼女じゃ無いし…カカシさんのことを好きな訳じゃ無いし…。



とりあえずビールを飲もう。











ブッッッ!!!



『汚い…』



「あの…服着てください」



『この位見慣れてるデショ?
何純情ぶってんの?』



「慣れてます。はい。慣れてますよ…」




何だかな…イルカさんの風呂上がりを見ても綺麗な髪…としか思わなかった。

抱き締められてもドキドキしなかった。




きっとイルカさんは私にとって
‘いいひと’…。

ただそれだけ。




真剣に私を心配してくれたイルカさん…。




はぁ…。



何なんだろう…このカカシさんの口布無し、額当て無しの破壊力。



それに…身体。



腹筋メチャ割れてるし、肩幅広いし、二の腕逞しいし…。


そりゃ……ヤリチンにもなるな。






「お風呂入って来ます。
ちゃんと服着て下さいね…」





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