夢小説長編「ハピネス」(完結)

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「24になったあたしも男運は良くないみたいだね〜。
何か残念だわ。それともカカシさん良い年だから結婚とか考えてる?」




……返す言葉がない。
確かに自分が蒔いた種。
言い訳の仕様がない。




『ごめ〜んネ。先にお風呂入っておいで』




「一緒に入らないの?」



『へ!?』




思わず素っ頓狂な声を上げてしまった…。





「ま、良いや。先入って来るね」





『は、はぁ…』



ペースが狂いっぱなし。




風呂に…一緒に入って良いのか?




いや…ダメだダメだ…。


浮気してるみたいじゃないか?




そう言われるとオレ本当ろくでもないオトコだな。


沙奈が元に戻ったら謝ろう。



…戻るのか??
戻らなかったらどーする?




「…カカシさーん!!
カカシさんてば〜〜!!
タオルと着替え取ってよ〜。
パンツもお願い!」




『え!!?あ…ちょっと待って…』




バスタオルと着替えを持って行くとそのまま風呂場へ引き込まれる。




『え…ちょっ……』




真っ裸で抱きついてくる沙奈。




『こらっ離せ!ダメだって…』



「10代のあたしの身体も知りたくない?」





こ……小悪魔過ぎる…。




もうダメだ…。



理性が保てない。





『沙奈!』




って着替えてるし!!?




『お前……。』




「カカシさんお風呂入りなよ〜」




ダメだ…ダメだ…。



まさか10代の沙奈がこんなに強烈だったとは…。




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