夢小説長編「ハピネス」(完結)

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「おぃ、アレ…カカシたち何してんだよ?」



アスマが指差す方には屋根を走るカカシにイルカ。



その前には沙奈を抱っこしたナルト。




「あ?追いかけっこか?
ったく…良い年してめんどくせぇ」




「ぬおぉぉぉお‼︎カカシよ‼︎俺とのライバル対決を差し置いてイルカとナルトと対決か!?

よし!俺も行くぞ!」




何が何だか分からずに参加するガイ。






「ナルト君‼︎降ろして‼︎
気持ち悪い‼︎」



「え?」



沙奈を見れば真っ青になり口を手で抑えてる。





小川の流れる森の中にストンと降り沙奈を離すナルト。




その後から来る3人。





『こら!ナルト何やってんだヨ!』



「ナルト!沙奈さんの顔が真っ青じゃないか!」



「カカシ‼︎俺を差し置いてイルカとナルトと対決か!?」







「……ねえちゃんが…困った顔してたってばよ…」





「ナルト君…」





カカシもイルカもナルトの言葉を聞き驚き顔を合わせる。




「カカシ先生もイルカ先生もねえちゃんの事が好きなら困った顔させんな!折角ねえちゃん退院したばっかなのに!」



「ナルト君…私は大丈夫。
本当心配してくれてありがとうね?」



沙奈がナルトのホッペにチュッとキスをした。

カカシもイルカも唖然として…ガイは何が何だかさっぱり分からない。




「今日はナルト君とデートしよっかな〜。」




『!!ダメ!沙奈はオレと買い物に行くんデショ?』




「カカシは一週間お休みでしょ?
まだ時間あるし!ナルト君ラーメン食べに行こうか?」




『ダメって言ってるデショ!!』




ナルトはラーメンと聞いて目をキラキラさせているし…イルカ先生はガックリしてるし…。




「沙奈!俺が奢ってやる!行くぞナルト!」



口を出したのはガイ。



『ガイ!今日はオレと沙奈が買い物しようって約束したんだから構わないでチョーダイ!』




カカシは沙奈の腕を引っ張り瞬身で消えた。





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